ワイヤレスゲーミングマウス『ROG Strix Carry』を購入したので、その感想・レビューを記載していきます。
どのような使用感なのか気になっている人の参考になればうれしいです。
ROG Strix Carry 概要

ASUS ゲーミングマウス P508 ROG STRIX CARRY/Bluetooth/ROG専用switch socket/dual 2.4GHz / 200-dpi sensor
- 2.4GHz / Bluetoothワイヤレス接続の切り替え可能
- 50~7,200dpiの感度
- 電池寿命300~400時間
- つかみ持ち・つまみ持ち向けの人間工学に基づいたデザイン
女性や小さい手の方にぴったりのサイズ
ROG Strix Carryは奥行 101 × 幅 62 × 高さ 36 mmとゲーミングマウスの中でも小さいサイズなので、女性や小さい手の型にぴったりのサイズとなっています。
もちろんつかみ持ちやつまみ持ちができるデザインになっているので男性も使用可能。
側面は滑りにくくするために凹凸のあるラバー素材になっています。
ワイヤレスだから収納時もスッキリ
ノートPCを使っている場合、PCを使わないときは収納している人が多いかと思います。
そういった収納時に煩わしくなるのが機器のコードですが、ROG Strix Carryはワイヤレスマウスなので、コードによる煩わしさは一切ありません。
PCを収納したり移動したりする頻度の高い人にはぴったり。
電源を切り忘れても自動でスリープモードになる
ワイヤレスマウスを使っていてよくあるのが、電源を切り忘れてすぐ電池切れになること。
ROG Strix Carryは時間経過で自動でスリープモードにしてくれるので、うっかり切り忘れても大丈夫。
さらに、スリープモードへ移行する時の経過時間はROGの専用ソフトで管理ができます。「1分/2分/3分/5分/10分/なし」と切り替えが可能。
重さは電池を入れると約120gほど
コンパクトサイズですがワイヤレスマウスなので、単三電池2本分重くなります。総重量は約120gなのでROGの全ゲーミングマウスの中でもやや重い方です。

浮かせながらマウスを動かす癖のある人や長時間使用する人だと疲れてしまうかもしれませんが、浮かせず動かす分には滑りもよいため重さは気になりません。
スイッチは軽くて押しやすい
オムロン製スイッチがはめ込まれており、交換が可能なモデルになります。

万が一スイッチ部分が壊れてしまっても換えることができれば安心。カバーもとても簡単に外れるので手間はかかりません。
現在、デフォルトでついていたスイッチを使用していますが、硬すぎず軽すぎず、押しやすくなっています。ただしカチカチというクリック音もそれなりにしますので、静音性はありません。
2.4GHzとBluetoothの切り替えが簡単

切り替えのスイッチは裏面にあり、ボタンをスライドさせて2.4GHz/Bluetooth/OFFと切り替えることができます。
最大解像度7,200dpiと好みに合わせやすい
ゲーム内の感度とdpiの設定はエイムに関わる重要な設定。ゲーミングマウスでは幅の広いdpi設定にすることができるのが大きな特徴でしょう。
ROG Strix Carryでは50~7,200dpiの間で設定が可能となっています。
どういう設定があっているのかはゲームや個人個人で変わってくると思いますが、ROG Strix Carryでも幅の広い解像度で変更ができますので、好みに合った数値に変更ができます。
また、DPIスイッチ(初期ではホイール手前のボタン)でDPIを2パターンで切り替えができるので、ゲーム時と通常時でDPIを設定しなおす手間もありません。
独自のツールで詳細設定が可能
ROGシリーズで使用できるROGの独自ソフト(ARMOUNY Ⅱ)をインストールして、ROGシリーズの周辺機器を一括管理します。

DPIの設定から加速減速の細かい制御、ボタン感度などが設定可能。設定のプロファイルも3パターン保存できるので切り替えるときも簡単です。
もちろん、ゲームをやりやすいようにボタン配置の変更もできます。
特定の機器や通信の影響を受けることがある
他のUSB接続機器からの影響
USBメモリとドングルを近いUSBポートに接続していると、マウスの接続が不安定になる場合があります。
せっかくのゲーミングマウスなのに、この現象がゲームプレイ時に出てしまうとストレスです。
原因はUSBメモリの高周波ノイズである可能性が高いです。ROG Strix Carry以外に常にUSBポートを使っている場合には接続が不安定になりやすいので、USB機器へのノイズ対策が必要になるでしょう。
実際にUSBメモリを差したときに不安定になることが何回かありました。
Wi-Fiで2.4GHz帯を使用している場合の影響
ROG Strix Carryは2.4GHzとBluetooth接続が使用可能。どちらの接続でも2.4GHz帯の周波数で通信をしているため、PCのインターネット接続にWi-Fiの2.4GHz帯を使っていると電波干渉が起こることもありえます。
電波干渉が起こると接続が不安定になるので、2.4GHz帯を使っている機器が多い場合には有線のマウスを検討するとよいでしょう。
現在Wi-Fiは5GHz帯の通信を使っているので、こちらの影響はどれほどあるか確認はとれていません。
個人的な感想まとめ
今のところノートPCを使用していて、たまにしかゲームをしないので満足しています。もしゲームをたくさんやったり、デスクトップPCを使用するようになれば有線のマウスがよいかなとは感じます。
よかったところ
- ほどよいクリック感度
- ワイヤレスで片付けが楽
- つかみ持ち派なので小さくて動かしやすい
- 側面にラバーがあるので滑らない
- 電源を切り忘れてもスリープしてくれるのでがっかりしなくなった
- デザインがシンプル
残念なところ
- ちょっと重い
- たまにUSBメモリを使うときは接続が不安定になることがあり、やや不便
- 隙間にゴミがたまりやすい
ROG Strix Carry 仕様

ASUS ゲーミングマウス P508 ROG STRIX CARRY/Bluetooth/ROG専用switch socket/dual 2.4GHz / 200-dpi sensor
メーカー | ASUS |
ブランド | ROG |
接続 | ワイヤレス |
通信方式 | 2.4GHz / Bluetooth5.0 |
対応OS | Windows10 |
サイズ | 奥行 101 × 幅 62 × 高さ 36 mm |
重さ | 72.9g(電池の重量は含まない) |
解像度 | 50~7,200dpi |
付属品 | USBドングル×1 単三電池×2 交換用スイッチ(D2F-01F)×2 スイッチ用ピンセット×1 ROGロゴステッカー×1 ユーザーマニュアル×1 |